セミハード 二世古 椛【momiji】

世界コンクールで入賞も! 北海道の豊かな自然に育まれた絶品チーズ【ニセコ】

2024.09.20

ニセコアンヌプリなどのニセコ連山、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山、そして清流日本一の尻別川。そんな大自然に囲まれている“ニセコ”は、近年観光需要も高まっている非常に人気のスポットです。

豊かな自然を体感し、その恵みを味わうことができるニセコは魅力がいっぱい! 今回は、ニセコの豊かな自然に育まれたチーズをご紹介します!

「ニセコチーズ工房」のこだわり

JRニセコ駅から車で約10分の場所にある『ニセコチーズ工房』は、家族3人と従業員で営んでいる小さな工房です。

チーズ工房初代オーナー近藤孝志さんの「食のものづくりをしたい」との強い思いとチーズ好きが高じ、本場フランスへ修行に行き、その後2005年にニセコの地に店舗をオープンしたそうです。

チーズ作りに欠かせないのが質の高い牛乳と水。その二つが揃っているニセコで、豊かな自然に育まれたチーズ作りを行っているのが、近藤さん親子です。現在は製造のほとんどを、息子さんでありチーズ工房2代目オーナー・チーズ職人の近藤裕志さんが行っています。

素晴らしい環境の中で、日本人の味覚にあった繊細な味を試行錯誤しながら作られたチーズは、国内・海外でのコンテストで数々の賞を受賞。さらに、国際線ファーストクラスでも『ニセコチーズ工房』のさまざまなチーズが採用されています。

スタンダードから斬新なチーズまで、種類豊富!

1:世界コンテストで過去2回入賞した「ブルーチーズ 二世古 空【ku:】」

種類豊富な『ニセコチーズ工房』のチーズの中でも、『ブルーチーズ 二世古 空【ku:】』は、『JAPAN CHEESE AWARD』2016年、2018年、2020年の3大会連続で最優秀部門賞を受賞。世界コンテストでも過去2回入賞し、銀賞を受賞している日本を代表するブルーチーズです。

爽やかな苦味と、ナッツのような風味が広がる『ブルーチーズ 二世古 空【ku:】』。穏やかな青カビの風味なので、ブルーチーズが苦手な人でも美味しく食べられそう。 一般的なブルーチーズより固めの生地なので、溶かして食べるような料理、フォンデュやラクレットなどににおすすめです!

2:クリーミーで宝石のような「デザートチーズ二世古 雪花【sekka】パパイヤ&パイナップル」

チーズの世界コンクール『Mondial du fromage2017』で銀賞を受賞した『デザートチーズ二世古 雪花【sekka】パパイヤ&パイナップル』は、クリーミーで濃厚なチーズにドライフルーツがまぶされています。その宝石のように美しい見た目は、まるでニセコの春に桜の花が風に舞っているよう。

味はほんのり酸味がありチーズケーキのように甘く濃厚ですが、チーズらしい塩味もありお酒にもよく合います。

筆者も数年前、新千歳空港でたまたま購入した『デザートチーズ二世古 雪花【sekka】パパイヤ&パイナップル』を食べ、今まで食べたことがないクリーミーで宝石のようなチーズに感銘を受けた覚えがあります。

スパークリングワインとの相性はもちろん抜群ですが、日本酒と合わせるのも絶品なんだとか! 是非試してみたいですね。

3:まるでからすみ! 濃厚な味わいの「二世古 椛【momiji】」

世界コンテスト『World cheese awards2021』でsuper gold(最高金賞)を受賞した『セミハード 二世古 椛【momiji】』は、『ニセコチーズ工房』を代表するチーズです。

からすみのような濃厚な味わいの『二世古 椛【momiji】』は、日本酒との相性抜群! そのほか、おにぎりに混ぜても絶品という斬新なアイデアも◎

今後も試行錯誤のうえに開発されるたくさんのチーズがとても待ち遠しいです。

「ニセコチーズ工房」の詳細情報

ニセコチーズ工房
住所:北海道虻田郡ニセコ町字近藤425-6
電話番号:0136-44-2188
営業時間:5月~10月10:00~17:00 11月~4月11:00~17:00
定休日:5月~10月なし 11月~4月水曜・木曜(変更の可能性あり)

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北海道Likers編集部のひとこと
スタンダードなチーズから斬新なチーズまで、心を込めて作られた多様なチーズがずらりと並ぶ『ニセコチーズ工房』。ニセコの豊かな自然に育まれたチーズを、ぜひ味わってみてくださいね!

取材・撮影/丸井 緑子

【画像】北海道Likers/ニセコチーズ工房

※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。

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